哀愁漂う人
明日から3連休でございます、アタシ。
休日出勤もありません・・・してもいいんですけど(笑)。
散らかった部屋の片づけ、やるやるといいながら前回もほとんどやらずに終えた本棚の生理、
いや、整理だ(笑)。
明日からの休み、まずそれはやりたいな、と。
あと、んー・・・アレですね、いつから撮り溜めしたか記憶を辿れないほどある予約録画の
数々ね、これを見るなり、見ないで削除するなり(笑)、それもしたいですな。
デートはしません、いやできません、相手がいない(笑)。
そもそもね、こういう連休とかさ、お盆、年末年始とか、そういうタイミングで
アタシはデートはしたことないけどね、昔から。
平日、会社を有給で休んでデート、週末や休みの日にいそいそと出かけて、
嫁に怪しまれるのは本意ではないですから(笑)。
んー・・・話はいきなり果てしなく変わりますが(笑)、
昨日ね、昼間仕事で電車に乗っておりました。
ちょっと長い時間乗りまして、アタシの向かいの3人掛けの座席に座るのは
婆さん2人。
歳の頃は・・・どうですかねぇ、70代半ば~後半ですかね。
昼間の下り電車で空いているんですね、車内ガラガラです。
で、その2人の婆さんがヒソヒソ声でね、口んところに手を当ててさ、喋るんですね。
・・・あの、喋っている最中、口を隠すように手を当てるって人、何故か婆さんですね(笑)。
アレはなんですかね、口が臭いんですかね(笑)。
・・・そんなことはどうでもよい(笑)。
ヒソヒソ声で話すんです、婆さん2人が。
ヒソヒソ声って意外と聞こえると思いませんかね、皆さん(笑)。
かえって逆によく聞こえるかもしれないですよね。
昨日の会話ね、まぁ~よく聞こえました(笑)。
何の話をしているかと言えば、お互いの嫁の悪口です(笑)。
愚痴というよりも完全に悪口でしたね、終始(笑)。
【風呂掃除のやり方が雑で何回言っても直らない】という現象から
【だからウチの嫁は何から何まで出来が悪い】という話に展開する(笑)。
【嫁は一円のお金にもならないダンスみたいなのを習いに行って遊び呆けてる】から
【子供(孫のこと)が勉強しなくなって馬鹿になる】というロジック(笑)。
まぁ他にもありましたね、色々と(笑)。
口を手で隠しながら大音量のヒソヒソ声で(笑)。
昔から嫁姑ってのはね、敵対する関係の代名詞みたいなところがありますけど、
アタシにしてみると、悪口満載に言われ続ける嫁が気の毒でしたねぇ・・・(笑)。
まぁ本人はそんなこと微塵も気にない図太い嫁だったりもするんですけどね、案外(笑)。
多分おそらく40代か50代だと思います、その嫁たちは。
アタシにとっては大切な人妻熟女世代です(笑)。
思わず【ババア!てめぇ~ら口が臭いぞ!・・・じゃない、口が過ぎるぞ!】と
言いました・・・心の中で(笑)。
40代、50代のね、人妻ってさ、アタシの勝手な理屈ですけどね、哀愁漂うでしょ。
もうね、ホントに外の恋をするたびに思うのね、哀愁漂うよなぁ・・・って(笑)。
何となく、何処となく寂しげ。
ふと悲しげな表情を見せたり、健気だったりするじゃない。
全面的に不幸感丸出しじゃあないんですよ、哀愁漂うってのは。
必死に・・・そう!必死に日々を生きているんだね、人妻熟女。
姑に嫌味を言われ、苛められ、謂れのない疑いまで懸けられ、そこでグッと堪えてさ、
でも挙句に旦那にも馬鹿にされたら立場がないね、そりゃあね。
だからね、だから外の恋に気持ちが心が向かうんですよ。
唯一の拠り所・・・ではない、それほどのものではない、だけれども、
ひととき息を吐けるような、日常の柵も姑や旦那の嫌味も悪口も忘れる時間を持てるじゃない。
結局は帰らなければならないことは分かっちゃいる中で。
だから漂う哀愁なんだねぇ・・・。
昨日の見ず知らずの婆さん2人の会話を聞いていて、そんなことを感じたアタシです。