頷きと微笑みと相槌と
んー・・・アタシは昨日、皮膚科に行きました。
いや、怪我でもなんでもなく(笑)。
なんでもなかったら行かないね、病院なんだから(笑)。
その皮膚科、小さなクリニックなんですが、女医なんですね、図らずも。
図らずも・・・じゃないな、選んで行った(笑)。
別に女医がいい、何が何でも!ではないですよ、ええ。
女医と外の恋をしようって話じゃないんだ(笑)。
話を戻しますが(笑)、この皮膚科には何年か前にお世話になったことがありまして。
その時はね、まさか女医だと知らずに行ったんですよ。
お尻の、というか裏腿のお尻に近いところと言いますか、そのあたりに
吹き出物・・・いや、おでき?ですかね、割と大きめの。
それをなんとかしてもらおうと、会社の近くにできた皮膚科クリニックに飛び込んだ。
それが最初です。
まさかの女医ですよ。
だって、パンツを脱いで尻をね、いい年したオッサンが尻を突き出して見せる(笑)。
ある意味で屈辱ですよ、ホントに(笑)。
診察室に入って初めてわかった女医だということ。
もうね、仕方ないですから、ええ(笑)。
アタシは尻を見せた訳だね。
因みにね、外の恋の相手以外でアタシの尻を見たことがある女性ってのは、
この女医さんだけでしょうね、後にも先にも(笑)。
あ、嫁も見たな、アタシの尻(笑)。
職業ですからね、アタシの汚い・・・かどうかは尻ません、いや知りませんが(笑)、
アタシの尻を丁寧に扱ってくれました、その女医。
昨日は再び尻ではなくて、ちょっと皮膚かぶれで行ったんです。
前回、お尻でお世話になったときもそうでしたけど、アタシがこの女医がいいな、
と思う理由があります。
熟女なんです・・・あ、冗談です(笑)。
歳は見た目で、うーん・・・30代後半くらいかな。
見た目とかそういう話じゃなくてね(笑)、アタシの顔、目をね、しっかり見ながら、
話をしてくれる、聴いてくれることなんですよ。
お尻の時も、今回のかぶれもね、正面に向き合うように座って話を聴く、
で、どういう処置をしますよ、薬はこうですよ、次またいついつ来てください、と
そんな当たり前の話ですけど、何て言うんですかね、気持ち、心があるっていうかな、
目を見て話をしてくれますから、伝わるんですね、温度感が。
安心感がある、任せられるというような。
外の恋の相手、アタシの場合は歴代皆、人妻熟女でしたけど、
アタシもそうだったように、相手もね、やはり皆、程度の差こそあれども、
話を聴いてほしいんだよね、外の恋の相手に。
耳を傾けてほしい、わかる・わからないは別としても、話を聴いてくれと。
できれば否定しない、できれば話の腰を折らずに。
答えも結論もない話の場合も多々あって、多々あるどころか、殆どがそうかもしれなくて、
だから導くような会話や、救われるような一言がなくても構わない。
只々、頷き、できれば微笑みつつ、時に相槌を打ちながら、聴いてくれたらそれでいい、と。
そんなこと、ありませんかね。
アタシはすっかりファンになってしまったこの女医のおかげで、
あらためてそんなことを思いました。