忘れ得ぬ人たち
3月、入りましたね。
明日はひな祭り。
暖かくなるらしいですよ、ええ。
このまま春に向かって行きそうな、そんな天気予報です。
何があろうと、なかろうと(笑)、季節は進む、めぐる。
今年はね、アタシは人生の節目になるかもしれない、
そんな予感というか、確信といいますか、あります(笑)。
人生色々、色々あるから人生だ、なんて言葉がありましたかね。
世の中に名言、格言なんてのがあります。
ネット上にもそんなサイトがあったり、本になって売られているのもありますね、
著名人の格言集みたいなのが。
ふとした時に目にして、普段は何とも感じない、思わないものが、
何故か深く心に沁みわたることがあります。
琴線に触れるという、まさにそういうアレですね。
ベテランアーティストのシンディ・ローパーさんが残した名言。
【人はみな素晴らしい。たった一度会っただけなのに、二度と忘れられない人は大勢いる】
アタシは昨日、帰りの電車の中で偶々読んでいた文庫本にあったこの一文が、
まさに琴線に触れました。
たった一度だけ、一度しか逢っていない人妻でも忘れられない人はいます、確かに。
一度だけのデート、二度目がないのなら、要は続かなかった相手、関係でしょう・・・
ということ、とは限りませんよ。
アタシなんかは、ホラ、遠距離婚外が多いですから(笑)。
二度目に至る前に諸事情により結末を迎えるってこと、ありましたから。
家庭の事情、親のこと、子供のこと、仕事のこと、色々ありますよ、皆ね。
自由気ままに生きられる訳じゃあないから。
背負い込むもの、抱えきれないほどを抱えながら進まなきゃならないこと、
嫌でも進まなきゃならないこと、そんなこんなを丸抱えしながらも、
アタシに抱かれて啼くように身悶え、淫乱にセックスを欲しがる人妻がいましたよ。
1回しかデートできませんでしたねぇ・・・。
駄々を捏ねることなく、粘ることもなく、執着することもなく。
【束の間の恋人だった存在を忘れないでいてくれたら嬉しい】と、
そんなメールが届き、終わりました。
今頃どうしているだろう、元気でいるだろうか、と
急に思い出したように、頭の中に顔と声が浮かぶことがあります。
訳あってオシマイになった関係、オシマイにせざるを得なかった関係、
縁りを戻すなんて言葉があるように、どちらかがアクションを起こすことだって、
できないことじゃあないんですよ、ええ。
でもしない(笑)。
しないで今日まで生きてきた。
アタシはそのあと別の人妻とお付き合いをしてきたし、
その人妻もね、わからないけどさ、別のオッサンと(笑)、
いい関係を重ねているかもしれないし。
いいんですよ、それでね。
アタシは色んなことを忘れますけど、お別れした人妻の方々のことは
どういう訳だか、記憶に残っていますよ、ええ。
記憶を辿って勃起してみたりね(笑)。
過ぎてしまえば思い出。
アタシの心の中にある大切な思い出です。